2026年4月11日土曜日

ポルトガル旅行6日目(ブラガ2日目)

2026年4月11日(土)

 ぐっすり寝て、早めに起きることができました。まずは近くのカフェで朝食です。当然パステル・デ・ナタも頂きます。本当に毎日食べています(笑)。



 今日のメインイベントは、ブラガ郊外のワイナリー Quinta Cova da Raposaの見学とテイスティングです。ブラガを中心としたミーニョ地方は独自の白ワイン、ヴィーニョ・ヴェルデ(グリーンワイン)の産地なのです。

 予約時刻の10時に合わせて市街地からバスに15分ほど乗り(3日券便利!)、最寄りのバス停から上り坂を10分ほど登ると到着です。きれいに刈られた芝の中に小洒落た建物が建っています。覗き込んでいると案内してくれるアマンダさんが出て来てくれました。ブラジルから来て働いているそうです。




 早速近くの葡萄畑へ向かいます。美しい景色です。この地域は海とスペインからの山の風がぶつかる場所で、その気候が葡萄の風味を作るそうです。主に2種の葡萄が栽培されています。アルバリーニョ(ポルトガルやスペインでポピュラーな品種)とアヴェッソ(ミーニョ地方の特徴的な品種)で、アルバリーニョは爽やかでフルーティ、アヴェッソはそれよりも少しボディが強くて苦味も感じられるそうです。時期的に葡萄の花は終わっていて、とても小さな実が生っています。葡萄の品種によって枝の伸ばし方が違うとか、病気の予防のために各畝ごとに薔薇を植えているとか(カビなどはまず薔薇に付くそう)、とても面白い話が聞けました。






 ワイナリーの敷地内には狐の一家が住んでいるそうで(ワインのラベルにも狐が!)、巣穴がありましたが残念ながら姿は見られませんでした。


 葡萄以外にも、桃やオレンジ、ブルーベリーなどの色々な果実や(アボカドまで!)、ハーブ類も少量栽培されていて、ジャムやお茶を作っているそうです。オレンジの花の香りが漂っています(ネロリと言うそうですね)。




 屋内に入り搾汁機やタンクの見学が終わったら、いよいよお待ちかねのテイスティングです。数種のワインと、地元のパン、チーズやソーセージなどを準備して頂きました。ワインはどれもヴィーニョ・ヴェルデらしく緑がかった金色でフレッシュ・フルーティなのですが、香りや苦み、ミネラル感が少しづつ違うのが面白くて、するりと飲んでしまう美味しさです。パン、チーズ(牛、羊、山羊)、ハムソーセージもワインと合って止まりません。中でもポルトガルのニンニク入り腸詰「アレイラ」は絶品でした。豚が多いそうですが頂いたのは鶏で、持って帰りたかったです。
 デイスティングを楽しみ、さらにブランデーまで頂きながらワイナリーの話を聞きました。実はこのワイナリーを作ったのは先代で歴史は長くないそうです。元々は赤ワインがメインでしたが、地元に根付いたヴィーニョ・ヴェルデに切り替え、農薬等も使わない現在のスタイルになったとのこと。

 あぁ、楽しい時は終わりが来ます。アマンダさんとマダムと記念撮影をしてお別れしました。またいつか再訪出来たらと思わせてくれる素晴らしい体験でした。










 バスでブラガ市街地へ戻りました。旧市街にはサンタ・バールバラ庭園やサンタマリア・デ・ブラガ・カテドラル(大聖堂)、アルコ デ ポルタ ノヴァ(凱旋門)などが集まっています。その辺りをぶらぶらした後、宿に戻り休憩しました。










 晩ご飯を食べに出掛けます。名物のArroz de pato(鴨のご飯=ダックライス)が食べたいなぁと思っています。
 まずは有名らしいレストランTasquinha Dom Ferreiraへ。宿からは徒歩4、5分ほどです。でもさすがは人気店、予約でいっぱいでした。残念。そこでさらに数分歩き、Restaurante Velhos Temposというお店へ行きました。こちらは幸い空きがありました。石造りの店内にはレトロな看板等がぎっしり飾られていて良い雰囲気です。これは当たりの予感。注文はお目当てのArroz de patoと、お、Polvo com broa(タコのコーンパン添え)がありますね。しかしタコは売り切れていたので、定番料理のBacalhau com natas(バカリャウとクリームのオーブン焼き)にしました。ワインはもちろんヴィーニョ・ヴェルデです。

 ほどなくしてやって来た二皿、う、美味いです。特にダックライスは止まりません。ワインも良い味です。最高過ぎでした。会計時に若い店員さんと話したら、「自分はブラジル人なんだけれど、ここの料理が美味し過ぎて最終的に働くことにした」とのことでびっくり、でも納得でした。










 大満足で宿に戻り、この旅の6日目を終えたのでした。