2026年4月14日火曜日

ポルトガル旅行のメモ、備忘

 今回の旅行で体験したことや感じたことなどをメモ。

・リスボンのスポルティングとベンフィカ、言わずと知れたサッカーのライバルクラブですが、今回圧倒的にスポルティングが優位に感じました。街で見かけるウェアや広告はスポルティングばかりで、CATVにはスポルティング専門チャンネルまで。マネジメント戦略が上手くいっている感じでした。一方のベンフィカはあまり見ませんでした。
 でもベンフィカのエスタディオ・ダ・ルスにあるエウゼビオ像には行きたかったです(メトロのストで断念しました)。

・リスボンの観光の目玉の一つはファドですが、今回は聴かず(聴けず)。でもファドの店はかなり多くて、格式も様々のようでした。アルファマ地区が有名っぽいですが、宿のあったバイロアルト地区にも何軒もありました。次回は気楽に入れそうな店で聴いてみたいです。

・リスボンは治安に不安がある(主にスリ)とよく聞きますが、今回の旅行中は幸い一度もトラブルは遭わず、気配もありませんでした。ケーブルカーなど混雑する所に行かなかったのと、私が身長180cmの坊主頭だからかもしれません。最低限の対応は当然かと思います。

・旅行中はほぼ外食で、野菜果物をあまり摂れないので、スーパーで買った野菜ジュースを飲んでいました。あとスペインにもよくある、オレンジを絞るジュースの自販機は美味しいです。

・リスボンにはカラスはいませんでした。聞けば鳩との争いに敗れ郊外に追いやられたとか。鳩に負けるとは意外ですが。

・ブラガの見どころと言えば世界遺産のボン・ジェズス・ド・モンテ聖域と、片方のゴール裏が崖のエスタディオ・ムニシパル・デ・ブラガかと思いますが、今回はどちらも訪れませんでした。比較的落ち着いた街を歩くだけでも楽しかったです。

・ビーゴは滞在時間が短かったため、食の面では楽しめませんでした。次回は名物のプルポ(蛸)とリベイロ(ガリシアの地ワイン)を!あと実は豚肉が美味しい地域です。

・ポルトガル土産は、可愛いパッケージの缶詰、コルク製品、ワインなどが有名ですが、今回は普通のスーパーで飴を色々買いました。かつてブラジルが植民地だったポルトガルでは砂糖の入手が比較的容易で、古くから飴(特にのど飴)が作られてきたとのことです。何種類か買いましたが美味しかったです。

・旅行時は€1=¥185ぐらいでした。やはり円安の影響は大きかったです。軽い朝ごはんが簡単に千円以上でした(笑)。

・現金はほとんど使いませんでした。都市部ではチップ用に少し持てばあとはほぼ不要かもしれません。













2026年4月13日月曜日

ポルトガル旅行8日目(ブラガ~リスボン~帰国)

 2026年4月13日(月)

 いよいよ最終日です。ブラガからリスボンに戻り、そのまま空港へ直行という移動だけの日です。
 快適だった宿を引き払い、バスでまずはブラガ駅へ。駅のカフェで朝食(最後のパステル・デ・ナタ!)を摂った後、特急へ乗り込みます。ブラガからリスボン・オリエンテ駅までは4時間弱、1人€29.7でした。





 席に向かうと既に女性が座っています。自分のチケットの号車と席番号は合っています。あ~面倒なことにならないと良いなぁと思いながら声を掛け、チケットを見せ合うと…ダブルブッキング!幸い女性が親切ですぐに車掌さんを呼んでくれました。ちょっと眼光鋭い感じの車掌さんがやって来て、端末で確認したり変更したりしてくれました。ふと見ると車掌さんの襟元にはスポルティング・リスボンのピンバッジが。そこで「Sporting !」と声を掛けると途端ににっこり。代わりの席を取ってくれました。女性と挨拶して移動、無事席に着けました。
 リスボンからブラガへ来たルートを戻る形で列車は進みます。葡萄畑は多いですが、どちらかというと海側なためかポルトガルらしいコルクの林は見えませんでした。ひと月ほど遅ければアーモンドの白い花が見られたのかもしれませんね。あとコウノトリの巣が見えたのは嬉しかったです。

 リスボンのオリエンテ駅に無事到着し、メトロに乗り換えます。空港へは数分です。7日ぶりに戻って来ました。戻って来ちゃいました。トルコ航空のカウンターでチェックインと荷物を預けます。行きは手荷物だけでしたが、ワインなどを買ったので手荷物で持ち込めないのです。
 十分余裕を持って来たはずが、パスポートコントロールでトラブル?です。自動化ゲートが全く機能しておらず、非トルコ・EU市民のルートが大混雑です。ブラジルやUSの人が多いようですね。スタッフに声を掛けても埒が明かず、なかには食って掛かる人も。フライト時刻が迫って来ます。さすがに待ってくれるているはずと思いつつも、ここまで時間が掛かる経験は初めてなのでかなり焦りました。大急ぎで搭乗ゲートに着いたのはフライト時刻直前でした。いやぁ参りました。我々以外にも数組が同じように滑り込みになり、少し遅れて離陸になりました。でも乗ってしまえばあとはのんびりするのみです。




 イスタンブールには日を跨いだ深夜に着きました。短い乗り継ぎ時間で、お腹も空いていないので水だけ補充しました。トルコは直行で10時間前後なのでまた改めて来たいですね。
 イスタンブールから羽田空港(行きは成田発、帰りは羽田着でした)までの機内では、映画ブゴニアを観ました。



 羽田空港には4月14日(火)19:20、ほぼ定刻に到着しました。電車を乗り継いで無事帰宅、「やっぱりお家が一番」と言うまでが旅行、ということで、4月6日から14日までのまる8日間のポルトガルの旅を無事終えたのでした。まだ帰りたくない、また来たいと思えたので良い旅だったと思います。実に楽しかったです!

【結論】旅に行くと旅に行きたくなります!!

2026年4月12日日曜日

ポルトガル旅行7日目(ブラガ3日目、スペイン ビーゴへ)

2026年4月12日(日)

 今日は午後からスペインのビーゴへ日帰りします。目的は私の贔屓のフットボールクラブであるセルタ・デ・ビーゴのホーム、バライドスでゲーム観戦です。10年以上ぶりですね。

 朝起きて、まずは朝食がてら散歩に行きましょう。旧市街の方で、昨日通っていないエリアを歩いてみます。ピンク色の壁が美しい劇場Theatro Circoや、1750年頃の有力商人の邸宅であるPalácio do Raioなどがありました。リベルターデ通りにあったカーネーションをモチーフにしたモニュメントはPorta da Liberdade(自由の門)というそうです。ポルトガルにとって非常に重要な、1974年4月25日のカーネーション革命を記念したものです。
 近くのカフェで朝食を摂り、宿へ戻りました。今日は午後からビーゴへ移動し帰りは深夜、そして明日は午前中に発ってリスボンまで移動なので、今日のうちにある程度荷造りしておきます。旅の終わりが見えてきて少し寂しいですね。







昼過ぎに宿の近くのバスターミナルからFlixbusで出発です(往復×2人で€48.95)。ビーゴまでは2時間弱。、バスにはリュックなどにホタテ貝を付けたり、杖を持った方がちらほら乗っています。サンティアゴ巡礼ですね。改めてガリシアに向かう実感が湧きます。国境の街ヴァレンサ、そしてミーニョ川を越えるとスペインです。実は時差が1時間あります。
 あっという間にビーゴに到着です。久しぶりに来たビーゴ、なんとなくポルトガルとは違う街並みです。バスターミナルはビアリア・ビーゴというショッピングモールと隣接していて、さらにAscensor Halo(ハロ・エレベータ)という展望台兼エレベータも。良い眺めです。





 エレベータ(無料)で低い地区へ降り、街をぶらつきます。NHコレクションホテル・ビーゴの前を通ると見覚えのあるエンブレムが描かれた青いバスが止まっています。これは今日の対戦相手、オビエドのチームバスですね。周りでは遠征してきたオビエドサポの皆さんが出待ちをしています。子供たち、選手と写真撮れたかな?でも今日は負けませんよ!


 さらに街を歩き、セルタのショップに行ってみます。この建物にはクラブの本部や、下部組織の子供たちの寮も入っているそうです。が、休み!試合の日でも日曜はお休みです(笑)。


 
 18時半キックオフなのでまだ時間はありますが、そろそろスタジアムへ向かいましょうか。タクシーを拾いたいのですがなかなか捕まりません。でも通りの反対側を歩いているセルタサポさん達と手を振り合ったりして、気分は高揚してきます。やっと捕まえたタクシーの運転手さんに「Al Estadio Balaídos, por favor.」と伝えるとにっこりしてひとっ走りです。

 久しぶりに見るバライドスはなんだか立派になっていますね!スタジアムの前もなんか木がちょぼちょぼ生えたロータリーだったのにきれいに整備されています。そして何より、人、人、人です。セルタ、盛り上がっています。真面目な話をすると直近の成績だけでなく、下部組織・地元出身者を主軸にしたチーム作りをはじめとしたクラブ全体の方針が支持されているのではないでしょうか(経営面はまだまだ大変のようですが)。なんだか嬉しくてうるっと来ちゃいますよ。








 試合開始まで近くのバルで一杯、と思ってTribunaという店に行きましたが人がいっぱいでなかなかビールにありつけません。まごまごしているとサポの一人に声を掛けられました。私が巻いていた日本のペーニャ(クラブ公認サポータークラブ)Peña Celtsta Afouteza Nipónのマフラーが気になるようです。スマホで見せてくれた画像には、自宅の壁いっぱいに色々なペーニャのオリジナルマフラーが飾られています。マニアですね(笑)。どうやら譲ってくれないかと言うので、じゃあ彼が巻いている黒のマフラーと交換しよう、というと快諾。大事なペーニャマフラーでしたが、こういった交流も大事かと思い交換して記念撮影をしました。そうこうしているうちに、お店のおじさんが席を作ってくれました。ビール、もちろんEsterella Galiciaです!つまみも少しもらってお腹が落ち着きました。




 試合の前に買い物です。こちらのショップはさすがに開いていました。なんかきれいで広くなっていますね。店内も大賑わいです。あ、あれはいつの間にかフェードアウトしていたマスコットのセレスティーノじゃないですか!い、生きていたのねアナタ。嬉しい邂逅もありつつ、限定の赤白ユニ(ビーゴ市の市旗の色です)を購入しました。No.は8、下部組織出身で今はプレミアのウルヴズ所属、ローンで戻って来ているフェル・ロペスの番号です(余談ですがウルヴズはプレミアから降格が決まりました。来シーズン、フェルはどうなるのでしょう)。


 さぁそろそろスタジアムに入りましょう。今回はバックスタンドの上の方の席(RIO ALTO IMPAR CENTRAL、€60。私はセルタカードという会員カードで€10引きでした)。入場はスムーズ、階段をえっちらおっちら登り、スタンドへ出ます。おぉ、立派になっています。アウェイゴール裏は工事中なんですね。さて我々の席は…見つかりません。番号の振り方が日本の感覚と違うんですよね。スペインの他のスタジアムでも似た経験がありました。スタッフのお兄さんに案内してもらうと、センターラインの延長線上の観易い席でした!
 試合前には、選手紹介、新マスコットのChiño(Chinoじゃありません)のお披露目、100周年記念で作られた歌Oliveira dos cen anos(ガリシア語で100年のオリーブの木)を歌った後、いよいよ試合が始まります。









 さぁ選手が出て来てキックオフです。こちらはUELを戦っていますし、ここまでリーグもUEL圏内につけています。相手のオビエドはリーグ最下位ですから、侮るわけではないですが負けるわけにはいきません。
 しかし開始早々にあっさり失点です。こちらは連戦の疲れか、ローテーションが上手くいっていないのか、ぎくしゃくしています。DFラインでボールを回してチャンスを窺いますが、効果的な縦へのパスが入りません。ならばサイドでの1対1を制して欲しいですが突破できません。そうこうしているうちに前半は終わりか、って失点?0-2でハーフタイムです。
 後半頭からアスパス神を投入しますが流れを変えるには至らず、15分にさらに失点です。交代でボルハ、ジュグラまで入れ、バランスを崩して前掛かりで点を取りに行きますが、最後までオビエドの集中は切れず、そのまま0-3で試合終了となりました。完敗です。とほほ。最後の方は寒くなってきましたし。試合後流れたイムノをやけくそで叫びましたとさ。Celta, Celta, La La La !!(オビエドは結局降格してしまいましたが意思を持った良いチームでしたよ)



 今シーズンのワーストに近い結果・内容だったのでサポータの反応が心配でしたが、ゴール裏は過去のヨーロッパでの勝ち試合のスコアを掲げて、次のミッドウィークのUEL、独フライブルク戦へ向け選手たちを鼓舞していました(こちらも残念ながら負けて敗退でしたが)。




 「また来なさいということかなぁ。でもスタジアムはカッコ良くなっていたし、サポも良い感じだった。それにしても、生でアスパスを観られるのは今日で最後だったかも。あとオビエドのカソルラが出場しなくてちょっと残念」などと思いながらスタジアムを後にします。負け惜しみでなく本当に行って良かったのは間違いありません。

 バスターミナルまで戻るのにタクシーを捕まえたいのですが、混雑していて難しいですね。う~ん、少々距離はありますがバスの出発までたっぷり時間があるので、思い切って歩きましょうかね。天気予報は時々雨でしたが、降らずに済んでホント良かったです。
 街並を眺めながら20数分ぶらぶらと歩いていると、Ramen Kingというお店が。普段は海外で日本食的なものは食べないのですが、お腹も空いたし休憩がてら入ってみることにします。アニメキャラが壁に色々描かれていたり、案の定微妙にズレた日本の内装のお店です。メニューを見ると、ラーメン以外に餃子や唐揚げはともかく、タコ焼きやトッポギまであります。鴨醤油ラーメン(€12.9)と唐揚げ味噌ラーメン(€11.8)を頼みました。トッピングが日本と少し違いますが味は普通に美味しくて、逆に話のタネにはなりませんでした(笑)。会計の時に「謝謝」と言われたので中国系の方の経営のようでした。







 さらに20分ぐらい歩いてなんとかバスターミナルまで辿り着きました。それでもバスの出発は23:55なのでそれまでどうしましょうか。こんな時ショッピングモールが併設されているのはありがたいです。遅くまで開いているマクドナルドでコーヒーを飲んだりして待つことができました。
 帰りもFlixBusです。席に着いたらすぐに寝入ってしまい、あっという間にブラガに戻って来ました。宿をターミナルの近くにして良かったです。徒歩数分で帰り着き、さっさと就寝しました。明日はいよいよ帰国の途に就きます。