2026年4月9日木曜日

ポルトガル旅行4日目(リスボン3日目)

 2026年4月9日(木)

 リスボンもあっという間に3日目です。昨夜も行ったサン ペドロ デ アルカンタラ展望台へ、日の出を見に行くことにしました。リスボンの今時分の日の出は7時過ぎです。薄暗く少し肌寒い中、坂を上ります。展望台は昨夜と違って人もまばらです。残念ながら雲が掛かっていて朝日は見えませんでしたが、気持ちの良いスタートになりました。



 7時半頃、展望台の近くで開いていたカフェで朝食を摂ることに。小洒落た感じは無い、街の人が通うようなお店で、姐さんとお爺ちゃんお婆ちゃんが小気味よく働いていました。夜勤明けか早番か、作業着を着た人達がカウンターでクッとエスプレッソを呷ったり、ビールをやっている人も(笑)。我々はテーブルに座らせてもらい、日課になっているパステル・デ・ナタと、その場で絞ってくれるオレンジジュースなどを頂きました。パステル・デ・ナタはどこも違ってどこも美味しいです。


 ご飯を食べたら散歩しましょうか。通り掛かったカルモ修道院は1755 年の地震で崩壊したそうですが、屋根のない身廊が残っていて、博物館が併設されています。その近くには有名なサンタ・ジュスタのリフト(エレベータ)がありました。高台のカルモ地区と低いサンジュスタ地区を繋いでいるのですが、現在休止中でした。ならば自分たちの脚で降りましょう。沢山のショップが並ぶ目抜き通りのアウグスタ通りもまだどこも開いておらず、アルコ・ダ・ルア・アウグスタ(凱旋門)をくぐるとコメルシオ広場です。謀らずも観光地に来ました。まだ人も多くない時間、広場や川沿いなど周辺をうろうろしました。






 だいぶ歩いたので、近くのTerreiro do Paço駅からメトロで宿に帰ることにします。この駅は、テージョ川の対岸と結ぶフェリー乗り場でもあります。メトロの入り口の階段を降りると、ん?フェンスが閉まっています。掲示を見ると・・・ストライキ!今日一日メトロは運休だそうです。これぞヨーロッパ!と少し笑ってしまいました。どうりでバス停に長蛇の列ができているわけです。仕方が無いので歩いて宿まで戻りました。まだ元気がある時間で良かったです。


 休憩しつつ、明日の移動へ向けて少し準備をします。10時半頃になり、買い物をしに再び街へ出ます。朝通ったばかりのアウグスタ通りですが、昼間は人があふれてとても賑やかです。目的のPedemeiaという靴下のお店に入ります。ちょっと可愛い柄物の靴下が素敵です。ワゴンセールの5足セットを買いました。翌日早速履いてみましたが薄手で履き易く、これからの時季にぴったりで気に入りました(このお店はけっこう色んな所にありました)。
 お腹が空きましたがさすが目抜き通り、どの店も混んでいます。その中でCasa Portuguesa do Pastel de Bacalhauという、バカリャウコロッケのお店が目につきました。チーズ入りというのが特徴だそうです。見るとコロッケとポートワインのセットが!これにしましょう。通りの真ん中のテーブルでパクリ、ポートワインをちびり。これは良いですね。お腹が落ち着きました。なんと、今日の日付が入ったワイングラスは持ち帰れるそう。良い記念になります(なんとか割らずに帰国できました)。


 勢いに乗って?ワインも買いましょう。目星をつけていたGarrafeira Napoleãoというお店です。斜め向かいにある新しいワインショップと比べて、こちらは少し暗くて年季が感じられ、所狭しとワインが並んでいます。我々ワインは好きですが詳しくないのでお店のお兄さんにお願いします。一所懸命説明してくれて、好みや予算に丁度良い何本かを選んでくれました。赤を1本、ポートワインを1本買うことにします。あら、ジンジーニョを試飲させてくれるんですか?え、昨日飲んだ風邪シロップとは全然違いますね。これは美味しいです!勢ろいで小さい一瓶を買ってしまいました。






 せっかくなのでリスボン名物の黄色いケーブルカーにも一回ぐらいは乗ろうと思ったのですが、クレカのタッチ決済は使えず現金のみだそう(バスやメトロは使えます)。そこでメトロ、バス、トラム、ケーブルカーに乗れる1日券を買おうと思ったのですがメトロはストライキ中です。ツーリストインフォ等でも販売していなくて諦めました。その他、国鉄も乗れるタイプの1日券や、交通プラス色々な観光スポット・美術館博物館に入れるリスボア・カードというものもあるのですが、結局この旅では利用しませんでした。街をうろうろしただけで、どこにも入らなかったので(笑)。

 もう少し街を歩きます。日々歩いて見慣れるたエリアもできてきました。
 




 

 前を通りかかって良い雰囲気だと思っていたガレット通りの書店リヴラリア・ベルトランに入ってみます。広くない店構えですが、京都の町家みたいに奥行きが凄くて何室もあり、最奥はカフェでした。テーマごとに美しく棚が作られていて、ポルトガル語を読めないのが残念になる品揃えです。日本の漫画も沢山ありました。あとで知ったのですがこの書店、1735年創業で現役の書店としては世界最古だそう!思いがけず素晴らしい体験ができました。

 時刻は17時。書店と同じ並びのパステラリア(菓子店)Alcôaでパステル・デ・ナタを頂きます。初日に入ったCastroの斜め向かいですがこちらはパステル・デ・ナタ以外も色々な菓子が揃っています。しつこく言いますがどこも美味しいです(笑)。



 リスボン最後の晩ご飯は、初日にとても気に入った宿の近くのAdega das Mercêsで再び頂きます(先代ご店主らしき小柄なお爺ちゃんが人懐こくて失礼ながら可愛らしいのです)。
 今夜はまずビールから。多分ポルトガルで最もポピュラーなSUPER BOCKです。軽いけれと旨味も感じます。前菜としてスープも頼みました。味が…驚くほど薄いです。ですが塩を振ると薄いのに美味しくて癖になる、不思議です。
 今夜はバカリャウと牛肉を頼みました。今日の料理も奇を衒わないシンプルな味つけがとても良いです。ワインも頼んじゃいます。幸せです。大体の皿にジャガイモかライスが添えられているので、お腹いっぱいになってしまいます。牛肉の皿のポテトフライは残してしまいました。本当は持って帰りたいです。





 満腹で宿に戻ります。明日はリスボンから移動です。素晴らしい街でした。